その由来は同じなのか

f:id:shiori_nasuhiko:20110818094831j:image:right

f:id:shiori_nasuhiko:20110818122912j:image:right

f:id:shiori_nasuhiko:20110818125115j:image:right

f:id:shiori_nasuhiko:20110818161254j:image:right

 昨日中に宮崎から大分まで移動して、後はどうするか未定だった。豊肥本線久大本線とあるが、少し欲が出た。そして、別府からフェリーに乗って八幡浜に向かう。四国上陸は2回目、前回は坂出である、うどんを食べてそのまま岡山に戻った。ということは、ほとんど四国経験は無いに等しい。ワクワクする船旅、九州を後にして四国に向かう、時代を一気に遡り、江戸時代な気分だ。海も穏やか、2時間の船旅は久しぶりだ。船内を落ち着くことなくグルグル回り写真を撮る、後で見たら似たような写真ばかりだ、よほど興奮していたのかもしれない。低気圧の影響で雲は多いが晴天に恵まれたのは幸運だった。

 八幡浜、長い半島の山沿い、みかん畑だろうな。その時期に来て見たいと思う。島々、海国日本、どこでも美しい。この自然を次代に伝える義務を負っていると思う。ひとときの利に駆られてはダメだと思う、難しいだろうけど。さて、駅から勿論各駅停車に乗って松山に向かう。見慣れぬ車両、どこかしら九州人とは異なる顔立ち、旅をしている気がしてきた。そうなんだ、九州はやはり島国であって、各県その由来は同じなのかもしれない。そして、四国もそう、タマゴ型の柔美な顔立ち、京の都の品を感じる、というのは誉めすぎかな。でも、そんなことを思いながら一両編成の電車に揺られる。

 松山市内は市電だ、市電のある街はとても好きだ、それにここの市電は筋金入り?の古さだ。松山城に登り、市街を眺める。瀬戸はよく見えなかったが、穏やかな風景が広がっているのだろう、それを十分感じさせてくれた。