FIFA Club World Cup 2007/浦和レッズ vs ACミラン

12月13日(木)

浦和 0 - 1 ACミラン (19:30/横浜/67,005人)

得点者:68' クラレンス・セードルフACミラン

 某所HUBにて観戦。力の差はあったけど勝てたかもしれない、といった感じかな、とは浦和よりの感想かなあ。でも、ひたむきな選手に感謝です。40過ぎのおじさんは目が潤んでしまいました、よくやりましたよ、ほんと。

 山田さんは今期初めてじゃないかな、トップ下は。それでも、投入後5分のワールドな輝きはさすがです。少しクールな分析をすれば、山田と同時に内館を投入して欲しかったな。足を痛めた長谷部はやはり運動量がガクンと落ちてたので、内館をボランチにして前線への供給ラインを確立して欲しかったなあ。それでも、見ましたか、前半15分まではほぼ五分で組み合っていたと思いますよ。それは長谷部の推進力だったと思います。

 そんなに甘くないよね、歴史が違うから。でももう向こうは成長曲線の飽和にあるから、いつか追いつくよ日本のクラブも。そういう可能性は見えたんじゃないかなあ。それは2006年WCの日本対ブラジルじゃ見えなかったでしょ。浦和がその可能性を見せてくれたことを誇りに思うけど、言いたいのはそうではなくて、4年に一度のお祭り的になっているWCよりも、ACLそして繋がるFCWCに日本サッカーの強化の軸があるのでは、ということ。それに繋がる国内リーグを盛り上げることがやはり大事だね。そうすれば、選手自身の成長計画が見えやすいし、モチベーションも維持しやすい、と思う。そして、トンチンカンなこんな放送をしないようにもなるだろうし、ねえ。試合だけで満足できるので、カンケーねえゲーノージンなんか出すんじゃねえよ、ウザクってしょうがねーだろ。やっぱり、言ってしまった。