この平和の感覚

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 元々この三連休は長崎のみに滞在する予定だった。九州で一番と思われる観光地は少なくともその程度の時間は必要だなあ、と。ただ、一番の目的だった軍艦島に行く船の予約が一杯だったので、最終地となった。結局台風の影響で上陸が微妙だったので断念した。この本来の目標を達成するには、よくよくタイミングを考える必要があるなあ。まあ、今回は下調べぐらいのつもりである。

 稲佐山へはロープウェイ、これも翌日は風の影響で運休だったので、ある意味良かった。夕焼けから夜景までたっぷりと過ごした。観光客だけでない多くの人、それが何となくいい感じ。観光スポットではあろうが、まずは地元の人の場所でなきゃね。

 丸山、遊郭だから行ったわけではない、平戸で教えてもらったから。オランダ商館が平戸から出島に移った時、丸山にあった遊郭も移った、そして名が残った。その痕跡はなんとなくある、ラブホテルもあるし、その雰囲気はある。でも、そう思うのは何故だろう。近くの公園には坂本の銅像もある。でも、雰囲気ってなんだろう。これがアウラだなあ。

 そもそも長崎でいきなり乗ったバスが間違えたのだが、それがいい周遊になって、思案橋あたりが繁華街だとわかる。そこで、休憩。佐世保から昼食抜きだったので、一口餃子やらニラレバやらたらふく食う。ニラレバ+卵とじみたいな料理にウスターソース?をかけて食べる、これが意外に旨かった。

 出島、ちょっと駆け足だったけど、タイムスリップ感がいい。この手の展示は、田川石炭博物館とか吉野ヶ里公園とかみたいな、人形が展示してあったほうがわかりやすい気がした。もっとも、衣装を見につけた人が闊歩していてそれもいいが、過去と現在の界面があったほうがいい気がする。でも、楽しい場所、ステキな文化、ステキな生活、今の生活のほうがよほどショボイと思う、まあそれはボクがそうかもしれませんが。

 平和公園、ひと休み。高校野球の応援が聞こえる。こどもがポーズを真似してる。蝉が鳴いている。風が吹いている。この平和の感覚を忘れない為に。