身も心もせんたく致し候

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 由布院。ちょっと気分転換したいな、と思い検索。近場はほぼ行けるところは行った感じなので、どうしても足を伸ばさねばならぬ、でもそう先立つものがあるわけでもなし。時間的にもちょうどいい具合なので行くことにした。まあ、体も随分疲れていたので温泉は外せなかったんだけどね。

 お目当ては金鱗湖。でも、やはり冬だったんだろうなあ、今はただの湖だ。それでも新緑多かりし季節、風は心地よい。昨日はこちらでも大変暑い日だったそうだが、本日はほんのり汗ばむ程度で快適。ほんのしばらく青空も見えた、いい感じである。水というのは不思議なものだ、様々な色や形を見せてくれる。我が国は豊富で、これを当たり前だと思っているといつかきっと悲しいを思いをするのだろう。

 金鱗湖のほとりにある「下ん湯」。藁葺きの小屋である。200円を入り口の筒に入れる。先客もいたのだが、しばらくしたら一人の時間。大抵の露天風呂は策がしてあるので圧迫感を感じるが、ここはそうでもない。風が股間を吹きすぎる。長い記憶が男心に染み入る。ああ、さすらふ魂よ、お前と共に何処へ行こうか。

 由布院は来たことがあるよなないよな、来てみてわかった、来たことない。だから意外とおしゃれな感じの通りが意外に感じた。割と人も多かったので、人気のなさそうな、と言ったら失礼か、由布岳温泉に向かう。行き過ぎる雲の隙間に山頂が見える、登ってみたいものだ。由布岳温泉は昼過ぎの早い時間なので、予想通り貸切状態。のんびり過ごしました。身も心もせんたく致し候。