そこにあっても無いことになる

それでも一定水準の原子力発電は残さざるを得ない:日経ビジネスオンライン それでも一定水準の原子力発電は残さざるを得ない:日経ビジネスオンライン

 両極端に成らざるを得ないような衝撃的な出来事、そしてその経過にあって割りとクールなご意見。私も同じように考えていたし、現実解としてはいいのではないか、と今でも思う。"残さざるを得ない原子力発電所"を受け入れてくれる方々がいれば、である。ボクは福島の悲劇を我が身に思えば耐えられない。既に受け入れている方々は日々の糧でもあろうが、20km圏の全ての人がそうではない。ドイツ、イタリアの国民投票の結果のようになるのでは。もし事故が起きた場合、故郷はそこにあっても無いことになるのだ。

 でも、よく考えてみれば、もう既に原子力発電がなくても高度な核技術が必要とされているのだ。この先、幾年もかけて、福島の土地を取り戻す為の闘いが始まっているのだ。それに、国家として取り組まねばならないのではないだろうか。