自然と歴史との統合感

f:id:shiori_nasuhiko:20100810110459j:image:right

f:id:shiori_nasuhiko:20100810115418j:image:right

f:id:shiori_nasuhiko:20100810122229j:image:right

f:id:shiori_nasuhiko:20100810131726j:image:right

 姫島。JR宇佐駅から路線バスで約1時間で伊美港、そこからフェリーで約20分、国東半島の先に至る。地図でしか知らない場所にたどり着くのは、なかなか感慨深い。たまたま目に入ったので来てみたのだが、実は意外と有名は観光地だったようで、それは着いたらわかりました。古事記にも登場する歴史的な場所、知らなかったんだけど、何故知らなかったのかもわからない。

 さすがに今回は自転車をレンタル。しかし、まあ考えれば当然だけど、道の起伏と強い風があって、それほど快適なサイクリングじゃなかった。でも、山を越え坂を下り道の向こうに海が見えた時、ヤッホーって思うよね。うーん、感覚が幼いのかもしれない。

 姫島灯台。実に立派な灯台。ここからは九州、四国、中国が見えるドラマチックな場所。まあ、それはなんとなくしか感じられないけど、何かの先端にいる感じが心地よい。この感じは何なんだろう、やはり自然との統合感なんだろうなあ。

 それから、島のほぼ反対側の観音崎へ行く道から見える風景。この島は幕末でも役割を果たし、勝海舟が訪れている。その当時の写真と合わせてみても同じ構図。これはもう、時間を超えるんだよね、今生きているボクと過去が今この場所でこの時間に衝突する。この感覚をこのあたりの島々は体験させてくれるんだから、楽しい。

 さて、島にいる間、ついシャツを脱いでタンクトップで過ごしていた、まあ曇りだからと舐めてたら、ひどい日焼け。また、この日も自然の怖さを身に刻んでしまった。