24時間のタイムトラベラー、時間にして一秒

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 連休の最終日、雨なのでゴロゴロするつもりだったが、午後から晴れるとの予報。早々片付けを済ませて出発、でもそう遠くへは行けないけど。

 津屋崎。着いた時には曇りでしたが、しばらく歩いていると晴れてきました。宮地岳あたりまでは数回来た事があったが、来てみるとここに来た記憶がない。まあ、バスの窓から見える宮地岳神社あたりもぜんぜん覚えてなかったので、ボクの記憶もどうだか。当初、西鉄宮地岳線の廃墟でも見ようかと思っていたけど、ネットで調べると跡形もないらしい。色々事情はあると思うが、それでも寂しい気持ちにはなるわな。

 津屋崎は島ではなく半島なんだ、と知る。写真の内海側は穏やかだ。神湊、鐘崎、仙崎、そして津屋崎と玄海、響の湊町を散策したが、ここが一番開けた感じなのはレジャーと結びついているせいもあろうが、この湾にも秘密があるのかもしれない。ただ、町の感じはよく似ている。家の造り、細い路地、宗教的なちょっとしたモノ、一瞬昨日の仙崎の記憶と混乱したぐらいだ、そう、ちょっとした24時間の時間旅行、時間にして一秒程度だけど。

 せっかくきたので、欲が出て夕暮れが見たくなった。ここは他の場所に比べればバス便はある、でも何しようとボーっとしてると空の雲が羽ばたく鳥のように変化した。思わずパチり、写真に感動を収めることはできなかった。

 さて、調べればあるもんだ、潮湯の里夕陽館でお湯に浸かる。「地下から汲み上げた海水を温めた潮湯」とのことなので温泉ではない。が、ボクは結構気持ちいいなと思った、アクセスもいいのでクセになりそうだ。砂浜に面しているせいかどうか露天風呂はないが、オーシャンビューではある。一糸まとわぬ姿で光輝く玄海灘を見る、男だ。そうこうゆっくり休んで夕焼け。キレイな写真が撮れました、まあ現物がやっぱいいけど思い出すスィッチにはなる。