歴史的な瞬間

 自分の人生は特に人と変わった何かがあるわけでもなく、オーディナリーな人間だと思っている。それなりに生き、それなりに楽しんでいる。ただ、多くの人と鳥肌が立つような共感をいくつかしている、頭の中が高速に周り続け何処か遠くへ飛んで行きそうな感じ。今回のウオッカダイワスカーレットの激闘はそういうものだった、もう、倒れそうなぐらい体中の血が駆け巡った1:57.2であった。自然と涙溢れてくる45歳、男でした。

 アドマイヤジュピタの引退がなければ、もっとスゴイことになっていただろうと思う。しかし、印象に残ったのはウオッカよりもダイワスカーレット、これはとてつもない馬かもしれない。どちらも無事に過ごして欲しいものだ。

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