Late Again

After Summer (Dig)

　タイトルが今の時期にぴったり、ジャケットの写真もいい。メンバーが撮影したもの。この曲はMy Bloody Valentineのようだが、何か日本人の感性を刺激するような音感があると思うんだけど、どうだろか。禅寺あたりでジッとしてると、凝縮していくような音と情景の消え入るようなハーモニー、かな。

　さて、渋谷o-nestで彼らのライブ。考えればもう随分長い付き合いになるI君、K君と共に見る。アルバムを聴けば、さほどそうではないんだけど乗りのいい曲中心だったので、My Bloody Valentineみたいな感じになっちゃった。それはそれで、結構盛り上がっていたんじゃないかな。ライブハウスなんて十数年振りだったので、どーやって聴くんだろうと思いながらボーッとしてた。メインのキーボードのお姉さんが70年代SF映画のヒロインのようなクールさで、印象に残っている。

　演奏前、彼らと旧知であるI君に付いて回転寿司に行って、何か和やかで素朴でいい感じの人たちでした。なんかきっかけがあれば、結構売れそなバンドだと思う、マネージャは陽気で怖そーだったし。映画なんかでも使えるんじゃないかなあ。