陸軍中野学校 雲一号指令
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2007/12/21
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同じ内容で、アメリカ映画であったら国家の危機を救う英雄だし、イギリス映画であったらクールなヒーローだろう。そして青春映画でもあるこの映画に、何かしらの違和感を感じるのはボクらが受けて来た教育のせいかもしれないなあ。そういう気持ちを途中から留保して見れば、結構面白いですね。まあ、最初の特撮は時代を感じますけど。それと佐藤慶さんは、若い頃からそのまんまなんですね、声やなんか役柄まで、もうおなじみの感じでびっくりです。
淡々と押さえた演技ながら、関西弁のスケベそうな男を演じるあたりはニヤリとしてしまいますね、雷蔵は実にああいう感じが自然なんだけど、どーなんだろ、実に地味で有名なんですけどね。
個人的に、これほど特定の人に入れあげるのは、久しぶり。挙げれば、王貞治、アガサ・クリスティ、Mike Oldfield、庄司薫、John Lennon、中原中也、Neal Young、澁澤龍彦、ミルチャ・エリアーデ、丸山圭三郎、しばらく無くってそして市川雷蔵、になる。少し嬉しいんだ、今。あと、浦和レッズ、ま、これは人じゃないけど。