陸軍中野学校

陸軍中野学校 [DVD]

　雷蔵の現代劇、といっても時代設定は昭和10年代ですね。本作品はその後のシリーズ化を見越していいるような序編といった感じ。終盤になってやっと雷蔵が表に出てきます。とは言え、この作品の一番は小川さんの美しさでしょうか。実はボク最近ショートカットの女性がいいなと思ってまして、まさにそれ。いやー、美しい、もう今のボクの中ではピカ一です。こんな人が理想です、よかったなあ。でも、悲劇の最期は辛かったですよ。

　で、雷蔵なんですがナレーションがよかったんですが、映画の展開上目立ってない！そういう意味では本作品はやはり"序編"です。公開はいつぐらいなんだろ、昭和30年頃かなあ、こんな映画がまかりとおる時代だったんだね。はっきり言えば、眠狂四郎のような時代を超える作品ではないですが、野心的ではありますね、でも成功してないと思う。まあ、楽しんでみましたけどね。