キリンチャレンジカップ2007 日本代表 vs ペルー代表

2007年3月24日(土)19:30/横浜国際総合競技場日産スタジアム)/60,400人

日本代表 2-0 ペルー代表

得点:19' 巻誠一郎(日本)54' 高原直泰(日本)

 当初見に行こうかなと思いましたが、天気が雨のようなのでTV観戦。軟弱な!、と思われるでしょうけど、代表戦を雨の中見るほど思い入れはないんだよなあ。鈴木啓太が倒れた瞬間が一番気持ちが入りましたけど、まあ、大事に至らずよかったです。

 とはいえ、中村、高原はまずまずでしたし、エレガント・トリオを見る事もできましたし、勝ちましたし、満足はできましたね。今の代表が、ジーコ時代に比べ躍動感のあるプレーを見せているのは確かですね。私の希望は"継続"だけなんです。トルシエの成果をポイと、ジーコの成果をポイと、そしてオシムの成果も、しないでよ協会の方々、日本はどういうサッカーをするのかというビジョンを持って欲しい。

 さて、阿部はすごく頑張ってたんですけど結果は出ませんでしたね、いいっすよ浦和で出せば。闘莉王、フィードはメタメタでしたね、でも気合いは素晴らしいです。そして、鈴木啓太、欠かせないピースに成っちゃいましたね。

 ゴール前はキチンと固めているので、さすがペルー、そうそう流れで点は入れられないでしょ。中盤のプレスはよかったので危なげない試合でした、まーほぼ親善試合なんで、相手だけでなく代表メンバー間の親善の意味。アジア杯に向けて色々試してみる時期、かな。北京五輪代表メンバーが残り5分程度で投入されブンブンボールに絡む感じは面白かったね。

 堅守速攻かサイドからのクロスでニア勝負か、得意パタンを決めて如何にそういう展開にもっていくのか、という駆け引き、例えば中盤を一端緩めて罠をかけるとか、そういう"熟成"が必要かなあ、と感じました。が、オシムさんは結構正攻法ですよね、きっと走り倒すつもりですね。それはそれで、素晴らしいです。