第86回天皇杯準決勝

浦和 2-1 鹿島

12/29(金)15:04キックオフ/35,782人/国立

得点者:40' 小野伸二(浦和)、69' 岩政大樹(鹿島)、82' ポンテ(浦和)

 柏や千葉の試合が今年はなかったので、久しぶりの国立。とはいえ、今年はA3を見たので数ヶ月ぶりか。天皇杯準決勝は2年ぶり、磐田に負けた悔しさ。昨年は風邪でダウンで、大宮との激戦は見られなかった。しかし、元日Winnerの瞬間を分かち合えた嬉しさがある。さて、今年、都築、永井、相馬、そして小野、坪井やネネの離脱で細貝までリーグをサブで支えた選手のプレーが嬉しい。もう少し、酒井(けがが心配)にも出て欲しいけどね。

 さて、あまり埋まっていない鹿島のゴール裏に少し時代の流れを感じ、バックスタンドをアウェイ側まで埋めていく浦和のフアン。ただ、ボール・ポゼッションが上がらず、試合は鹿島ペース。冷や汗ものの瞬間が数回、特にセットプレーは闘莉王がいないので、絶対の安心はなく、まあこれが普通かも。今年の安心感が特別なのかも。そんな苦しい中、小野のゴール。新庄風に言えば、「あれがなんでハィちゃうの」ゴール。2点目もなんでロビーが撃ったの、あ、ヒールで渡したのかアシスト。それ以外でも、スゴ過ぎパスがあった。気持ちがのってるんだろうな。このまま伸二の活躍でWinnerをいただきたい、とこです。「お正月」には笑いましたが、いやー、浦和強くなったんだねー、と。でも、まだまだ歴史は始まったばかりですよ。

 しかし、この言葉。

決定力の差だと思う。シュート2本で2点取られた感じだから。崩された場面はほとんどなかったと思う。ボールもウチがキープしていたし。勝ちが得点だけで決まってしまうのは残念です。

http://www.jsgoal.jp/news/00042000/00042734.html

 気持ちはわからないでもないが、こういう言葉は情けないと思う。「勝ちが得点だけで決まってしまう」からこそ、必死になるんじゃない。だからFootballは魅力あるスポーツなんじゃないか。

 決勝戦を展望すると、マグノ・アウベス、遠藤、二川あたりをいかに押さえるか、浦和の次に強力?な両サイドは、との守備重視を強いられるでしょう。鈴木、長谷部、に頑張ってもらいましょう。勝利のキー・マンは永井と見ています。