J1リーグ戦 第28節

10月21日(土)

浦和 2 - 2 川崎F (16:03/埼玉/50,134人)

得点者:'19 ワシントン(浦和)、'35 ジュニーニョ(川崎F)、'50 中村憲剛(川崎F)、'52 ポンテ(浦和)

 会社の皆さんとバックアッパ観戦。サポータのビジュアル、そして試合内容、今日の試合は体の奥深くから伝わる振動を抑えきれないほどの感動。もちろん、勝ちたかったけど双方の高いモチベーションとスタジアムが呼応する雰囲気は、試合後の心地よい疲労感まで続きました。いやー、いい試合でしたね。普通の試合なら、あのレフェリングでぶち壊しになるとこですが、それを超えた試合への気迫がすべて選手にみなぎっていましたね。特に、ワシントンは、チャンスメイクでもきらめいていました。

 さて、今日は長谷部欠場でどうなるかと思いましたが、山田がボランチに下がる布陣。今の山田ははずせないです。闘莉王、鈴木、山田のラインは背骨ですね。ただ、GKのターゲットとして山田が今一番いいので、ボランチだと位置がやや低い。田中とポンテの動きが微妙にかぶってる気がする。小野とポンテの連携はよさそう。など等と考えると、3-6-1のワシントン・ワントップ、つまり今年の初めのシステムがよさそうな気がしましたね。ただ、スタートは小野でなく山田かな。小野、田中、永井が後半出てくるのは、怖いっすよね。次戦は闘莉王欠場なので、4バック(山田、堀之内、ネネ、平川)も考えられますね。ギド采配、楽しみです。

 相手についても少し。前半山田のマークでほとんど仕事してなかった中村でしたが、後半はらしさが出てましたね。シンプルにはたき走る、kick and run。谷口、我那覇も流動的で、まあいいチームではありますが、守備はやはり今一つ。ドリブルで仕掛ければファウルで止める荒さ。このあたりが差かもね。