闘莉王が日本人DF初の3戦連発

<J1:浦和2-1福岡>◇27節◇15日◇駒場

 浦和が初優勝への道をひた走る。福岡戦で前半20分にDF闘莉王(25)が3戦連発となる先制弾をヘッドで決めると、後半の開始早々にFW田中達也(23)のシュートが起点となり2点目が生まれた。終盤に失点したが、2-1で逃げ切り6連勝。ホーム不敗神話も、クラブタイ記録となる18戦まで伸ばした。

(nikkansports.com)http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20061016-104356.html

 携帯観戦。ネットで色々見ると「入り方はよかったが中だるみ」の模様。まあ、闘莉王のコメントからは、たるみは感じないが、福岡側の「気を引き締めるということ自体がなめている証拠」というのもうなずける。一戦必勝というのは、リーグ戦では難しいことだと思う。わかっていてもそういう感情が潜んでいるからこそ、人間らしいのかもしれないし、スポーツの魅力なのかもしれない、と逆説的に思う。それでも、勝ちきるのが今年の強さ、それは層の厚さによるものだろう。けがとはいえ小野がリザーブなのは今年のはじめには想像もできなかったこと。鈴木や山田の本当の実力を引き出したのもそう。ワシントン、ポンテの残留も決まったようで、益々楽しみだ。