ジダン「引退試合」で暴力行為退場/決勝

<決勝戦:イタリア1-1(PK5-3)フランス>◇9日◇ベルリン

 ジダンが現役ラストマッチに自ら汚点を残した。延長後半5分だった。イタリアDFマテラッツィと何度か言葉を交わした後、突然相手に正対して胸のあたりに強烈な頭突きを見舞った。

(nikkansports.com)http://germany2006.nikkansports.com/news/f-sc-tp3-20060710-0002.html

 何が起こったのかわからず、ビデオで強烈なシーンが写った瞬間放送まで沈黙したジダンの退場。試合内容はフランスだったので、これが優勝なら出来過ぎだな、と感じていたが、I君の言うように「人間的」な幕切れでした。これが、フットボール、ってね。

 ビエラ、リベリ、アンリ、そしてジダンを欠くフランスに得点は期待できない感じだったけど、イタリアも動けず。ディフェンスの妙技を見る試合でしたね。どちらを応援するわけでもなくクールに見てたんですが、いまどきそんなに決定機が作れるわけでもないので、今後ドリブラが脚光を浴びる時代になりそな気もしました。

 妙にクリーンなサッカーをするアルゼンチンを応援してたのですが、今回、ドイツが一番ワクワクさせてくれた。ど派手なミドルをバシバシたたきこむドイツには、笑いがこみ上げるようなスペクタクルがありました。一番印象に残ってる試合は「ブラジルvsガーナ」。やられようが引かず、ブラジルを上回るスピード感のあるガーナのパス回しはワクワクしました。

 さて、Jリーグが再開。W杯もいいけど、やはり僕は浦和レッズを応援したいのです。