The Majestic

 いやー、いい映画でしたね。舞台は第2次大戦の傷跡が人々の心に残り、レッドパージが吹き荒れるアメリカ。映画が人々に夢と希望を与えていた頃。そして、まだ、懐かしい懐の広さがあった頃のアメリカ。ジム・キャリーの演じる「普通の人」の感じがよかったですね。隠れた?名作「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボン監督で、同様の、なんとも人間の生に対する感動を沸き起こす。でも、色々な皮肉が見え隠れしてそれもまた楽しい。いやー、アメリカ映画はこうでなくちゃいけないねえ、ほんと。

 いい意味でやはりアメリカって自由の国という心の憲法があるんだろうな。それは、僕の心にも悪くはないものだ。ブギー、そしてロマン、あーいい時間を過ごさせてもらいました。